「夫が不倫してた?!」この信じられない事実を知って、その場で立っていられる人はそうはいないでしょう。
誰もがその場で座り込み、無気力な状態でただただ時間が過ぎていくのを待っているだけとなります。
心の奥にぽっかりと空いた穴をどうやって埋めようか、この喪失感とうまく付き合えずに心を閉ざしてしまう人も少なくありません。
こちらでは、そんな状況を経験した 妻の体験談をまとめ ました。
修羅場となった人、円満に解決できた人、それぞれ ですが、すべての女性に共通していることは女性が本来持っているしなやかさ、強さです。女性のここぞとばかりに発揮する素の力強さを、ぜひ実感ください。
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修羅場体験談・夫のおろおろする姿に幻滅し、離婚へ
夫の浮気相手の家に、子供(6歳、3歳、1歳)と一緒に行きました
結婚して7年、 3人の子どもを抱えながらシングルマザーの道を選んだ女性の体験談 です。
夫と結婚したのはまだ21歳の時。右も左も分からない、世間知らずの私が結婚を決めたのはその場の勢いというか、仕事に生きがいを感じるタイプでもなかったんで、気楽に過ごせる主婦でも良いかなと思ったんです。今思えば、それが大きな間違いでした。
夫の仕事は一年中忙しくて、子どもの顔を見に帰ってきてはまた出かけるみたいな?だから、子育ては私だけ。夫の不倫に気づいたのは不倫相手からの挑戦状でした。まるで私に挑戦してくるように、夫の財布にラブホのレシートを入れてあったり、夫のTシャツに口紅がついていたり。ホント子ども騙しの挑戦状のようでした。
気づかない振りをしていても結果は同じだと思って、上の子どもを幼稚園に迎えに行った帰り、3人の子どもを連れて不倫相手の家にいきなり行ってみたんです。そりゃー驚きますよね?
いきなり逃げようとするんで「あなたが望んだことじゃない?」と声をかけたら「そんな意味じゃない!そうじゃない」って言うんです。じゃあどういう気持ちでと聞きたくなりましたが、とりあえず相手の言うことを全部聞いてからだと思って、しばらく玄関で3人の子どもの手を引いて、そのままぼーっと立ってました。
少ししたら後ろから夫の声がして「何してるんだ」って怒るんです。怒られる筋合いのものじゃないと思いましたが、子どもの前で声を荒げるのも可哀想だと思って、夫の言葉を無視して、子どもと一緒に家に戻りました。
夫が帰ってきて玄関で土下座して謝りますが、その姿を見ても何にも感じない んです。ショックを通り越すとこんな感じになるんでしょうね。これが、 喪失感 というものかといやに冷静になって考えていたことを今でも覚えています。夫を追いかけて不倫相手が来たんです。なぜ、この状態で来れるのかと不思議に思いましたが、私に「○○さんを返します」って!開いた口が塞がらないってこのことだったんですね。びっくりして呆れるやら、変におかしくなるやらで…。返すって言われてもね。
その夜に不倫相手から夫に電話があって私に代わってくれって言うので出てみたら「お子さんの顔を見たら、悪いことをしたと思って…。反省してします。すみませんでした」って。夫よりしっかりしてるんです。夫なんて、あれから おろおろするばかりで子どもの相手をするのが精一杯。 その姿に幻滅。もう愛情も吹っ飛びました。
1か月の間、 今までこんなに悩んだことがないほど悩み抜いて離婚することに決めました。 3人の子どもを一人で育てていくのは大変ですが、実家の親が戻って来いって言ってくれるんでその言葉に甘えることにしたんです。
有り難いことに兄夫婦が二世帯住宅の建設を計画中らしく、私と子どもの部屋を増やすから戻って来いって。涙が出るほど嬉しかったです。その言葉に甘えて、今、就職活動中です。子ども3人育てていかなくてはなりませんし、兄夫婦に毎月生活費を入れなくては、ね。
修羅場体験談・冷静に対処して、夫を取り戻す
自宅に帰って来なくなった夫を取り戻した看護師
お見合いで結婚して15年、42歳の看護師の体験談 です。夫とはお見合い結婚でした。 わたしは自分の容姿に自信がなく、どちらかといえば引きこもりやすい性格 で、それを心配した世話好きな叔母が持って来てくれたお見合い相手が夫だったんです。
優しい話し方、大人の雰囲気にわたしは一目ぼれ。看護師をしているわたしを気に入ってくれたとのことで、話はとんとん拍子に進み、お見合いして半年で結婚しました。結婚する際、彼が一人息子ですので実家でご両親と同居とのことでしたが、まったくイヤな気はしませんでした。
義父も義母も優しい人で、夫よりもわたしの方を気にかけてくれる 、そんなお二人でしたので、本当の娘のような感覚で話すことができ、幸せな日々をおくることができていたんです。 その幸せな日々が崩れたのは夫の手帳に不思議な文字を見つけたから です。仕事で手帳を使用する夫は鍵付きの手帳を使っていたんですが、ある日、その鍵が開いていたので手帳を閉じておこうと何げなく持ちあげたんですね。そうしましたら、カレンダーにある文字の羅列が…。どう考えても、女性の名前です。
そのまま夫に問い詰めようかと思いましたが、証拠がなければ、賢い夫のことですから、意にも介さないかもしれません。そこで義母に相談。義母は義父の浮気で苦労したらしく、わたしの味方になってくれました。
その日から義母に頼んで、夫の帰宅時間をメモに残してもらいました。わたしの勤務スケジュールと照らし合わしたら、わたしの夜勤の日は遅いんですね。夜勤のある看護師が結婚相手には便利だったのかしれません。
そう思うだけで涙が出てきましたが、ここでひるんでいてはこの家庭を守れないと思い、もう一度義母に協力をお願いして、夫が遅い日、わたしの夜勤日ですね。その日、義父と一緒に温泉に出かけてもらい、夫の帰りを自宅で一人待っていることにしました。
家に戻ってきた夫はびっくりを隠せないほど動揺して、わたしの顔色ばかりを気にしている風で、会話もちぐはぐ。その姿を見て、夫には離婚の意思はないと判断したんです。離婚する気があれば、あんなに動揺したりはしませんよね。
ですが、夫は翌日から家出をして、家に戻って来なくなりました。義母から夜勤日に電話があり、まだ帰宅しないと告げられ、はたと思いつきました。義母から義父が浮気した際、しばらく家出して帰って来なかったという話です。
もしかして夫も?!そう思うと居ても立っても居られなくて、家に戻り、夫の携帯電話に電話して、メールを送って、勤務先の同僚や学生時代の友人に居どころを聞きましたが、みな、揃って「知らない」の答え。こうなれば、不倫相手の女のとこしかない!そう思い、以前、手帳を見て控えてあった名前を頼りに、休日に探し歩いたんです。
ようやく夫を見つけ、夫の前でその女と話をしました。わたしの聞きたいことは2つです。1つは夫と結婚する気があるかないか、もう1つはその場合、夫の両親と同居してくれる気があるか、の2つです。夫よりも可愛がってくれた義両親です。悲しい思いをして欲しくないんですね。
彼女はどちらかといえば ギャーギャー吠えるタイプの人で、言い始めたらすべてを言い切ってしまうまで興奮が冷めない人でした ので、その興奮が落ち着くまで、待っていました。この時ほど、自分が看護師であったことを嬉しく思ったことはありません。患者さんの感情を静めるのも仕事の一つですからね。
彼女は言うだけ言ったら、夫とは別れると言ってくれましたので、そのまま夫を家に連れて戻りました。帰り道、夫に不倫したことは責めない、もう二度としないで欲しい、義両親を悲しませる行動だけはとらないで欲しいと伝えましたら、心底から反省したみたいで、もうしないと誓ってくれました。
あれから、 夫は人が変わったように真面目になりました。 仕事が終わったらすぐ帰宅し、食事の後片付けや義両親を車に乗せて近くのスーパー銭湯に出向く等、えらく親切な人になって、義母とびっくりしています。張りつめていた緊張が解けたのか、すぐ妊娠し、 もうすぐ子どもが産まれる予定 です。
修羅場体験談・修羅場から、離婚へ
何もかも無くした夫。それを冷めた目で見つめる調理師
夫とは幼なじみ、長い時間をかけて愛し合ってきたという自負があった調理師の体験談 です。家が近所で産まれた時から一緒だった夫と結婚したのは24歳の時でした。夫は3歳年上で、わたしにとっては初恋の人であり、小さなころから大好きな憧れの人でもあったんです。
そんな 長い付き合いの2人だから、彼は絶対に浮気や不倫はしないとどこかで信じでいました。 恋愛時代、付き合っている時も彼が仕事で急にデートがキャンセルになることはしょっちゅうだったので、結婚してからも予定していた用事が彼の都合で突然キャンセルになっても疑いもしなかったんですね。
友達は「危ないんじゃないか」「浮気してるんじゃないか」「何だかおかしい」とわたしを不安にさせる言葉ばかりを言うので喧嘩になったこともあります。その時は友達なのに何てことを言うんだと友達を責め距離を置きましたが、あとで思えば、この友達の言葉は合っていたんです。
夫は恋愛時代から、イヤ、もしかしたらわたしと付き合う前からその彼女のことが好きで、結婚してからもその愛情は変わらなくて、彼女との仲は続いていたんだと思います。詳しく聞こうという気にもなれなかったので、夫とその女性とのことは深くは問い詰めなかったんですね。妻としてはかなりつらい話ですから。
夫はいわゆる真面目で大人しい、優しい性格の人で、わたしはどちらかといえば何事にも積極的ではっきりした性格です。両親からは性格の違う2人だからちょうどいいと言われて。わたしは夫のことが好きで好きで、誰にもとられたくないという思いが強くて、少しでも早く夫を独り占めしたかったんです。だから結婚を忙しました。
その夫の不倫がなぜ分かったかと言いますと、夫の寝言です。仕事が忙しくなる時期、帰宅が遅い日が続いていたんですが、ある日、深夜を過ぎて戻り、そのままソファにへたり込んでしまうくらい疲れてて…。 わたしと彼女と間違った んですね。「○○、水ちょうだい」って!
○○?!聞いた瞬間、もしかしたら…、と思っていたことが現実になりました。 急なデートのキャンセル、突然の予定のキャンセル、何度も続けば、おかしい と思います。結婚して3年、今まで何度もそういうことがありましたから。
その場で夫を起こし、強い口調で問い詰めました。言い訳するのが面倒になったんでしょうね。彼はすべてを告白!そうしましたら、学生時代から続いている仲で、夫にはその彼女との間に認知していない子どもがいるんだそう。パニックになったわたしは歩いて数分の実家に駆け込み、事の一部始終を両親に話しました。
そのまま朝を待って、両親と一緒に夫の実家へ行き、そこで同じ事を説明しました。両親、義両親みな驚きますが、今後をどうしようかと言うばかりでしたが、突然義父が夫に電話をかけ、その彼女と子どもに家に連れて来いと命令したんです。
翌日、夫の実家に、義両親、夫、わたし、わたしの両親、彼女、子どもが並び、話し合いとなりました。その時には不思議なことに冷静になった自分がいて、彼女と子どものことも冷めた目でいたんですね。
義両親の怒りが怖かったのか、 不倫相手の彼女はただしくしくと泣くばかり 、子どもは何も分からず母親の回りを走り回り、夫はただただ頭を下げて謝るばかりでした。わたしの両親はといえば、わたしが逆上しているものですから、それを後ろから止めようと必死になって背中をつかんでいました。今、思えば、ギャグマンガのような場面ですね。
わたしが言うだけ言うのを待っていた義父がわたしの方を向いて「こんな息子だから、こちらからどうしろとは言えない。あなたはこれからどうしたい?息子と暮らせる自信はあるか」と聞くんです。そんな大事なこと、すぐその場で返事できないと思うでしょ?不思議なことに離婚しますと言えるんですよ。
義父はその答えを聞いて、夫に、親子の縁を切るから実家に残っている荷物、今住んでいるマンションの荷物をすべて持ってどこへでも出て行けと言い渡した んです。翌週、荷物がすべて片付いたのを見て、 わたしと夫は離婚 しました。夫の仕事先は義父の縁で入社していましたので、その会社からも諭旨解雇となったそう。義母によりますと、彼女と子どもは彼女に実家に戻り、夫とは別れたそうです。 結局、夫は家族、仕事、結婚生活、不倫相手、その子ども…、すべて無くしてしまったということです ね。あれから、元夫がどうしているかは分かりません。
円満体験談・懲りない夫を捨て、再婚へ
夫の二度の不倫に屈した保育士。その後に運命の人と再会
現在、 14歳と12歳の2人の子どもを持つ保育士の体験談 です。
わたしの夫は無類の女好き。恋愛時代から何となくイヤな予感はしていたんですが、 顔がタイプだったこと、勤務先が公務員だったことで結婚を決意 しました。わたしが25歳の時です。公務員は安定した生活ができると、その時は信じていたんです。
わたしの父は漁師で季節によっては稼ぎが変わるので、母から苦労があったと聞いて育ったものですから、毎日何の心配のない、景気に振り回されない公務員の夫を選んだというわけです。結婚生活は安定が一番ですから。ですが、その安定した日々は結婚してわずか3年目に破たんの時を迎えました。
夫が不倫したのは結婚して3年目。 相手は夫と同じ部署に勤務している5歳年下の女 です。その彼女、夫の小学校の後輩だそうで、職場で再会したとのことで親近感が沸いたんでしょうね。
夫の不倫を発見したのは、偶然です。子どもが熱を出したので保育園に迎えに行って病院で診察を受けた帰り道、子どもの食べる物を買おうと立ち寄ったスーパーの駐車場で夫の車を発見したんです。近づいて中を見ると助手席に女が座っていて、わたしのことを訝しげに見てるんです。当たり前ですよね?知らない女が車の中を覗き込んでいるんですから。
そこへタバコを買った夫がのんきな顔でやって来て、その顔を見たわたしは思わず逆上!その女、夫の3人で話をすることになり、近くのカラオケボックスへ。子どもは友人に連絡をして迎えに来てもらい、わたしの母の元まで連れて行ってもらいました。
カラオケボックスに入ると夫はおろおろするばかり。彼女はわたしが何を言っても、下を向いてばかりで返事もしません。 夫に「彼女とどうしたいの?これからどうするの?娘のことは?」等の言葉を浴びせましたが、無言でおろおろするばかりで何の役にも立ちません。
しばらく沈黙が続き、ようやく彼女がか細い声で別れることを約束してくれました。わたしの言い方がきつかったのか、別れるので、勤務先には言わないで欲しい、もう二度と会いませんと誓約書を書いても良いとのことでした。その日はその言葉を信じ、そのまま夫と自宅に戻りました。
それから2年の間は夫には何も変わりもなく、平々凡々とした当たり前の日常を暮らしていました。その平和な日々がまたしても崩れ去ったのが、娘たちを車に乗せてショッピングモールへと買い物に向かう途中で夫の車とすれ違い、その車の助手席にあの時の女が乗っているのを見つけたからです。
そのまま夫の車をつけ、どこに行くのかを確かめました。案の定、向かう先はラブホです。つけている間中、もしかしたらあの女とはまだ続いていたんではないか、ずっと裏切られたままだったのではないか、そんなことを思いながら、夫の車の後を追ったんです。
ラブホに行くには角を曲がるんですが、そこで初めて夫がわたしの車に気がついたんです。そのまま逃げようとした夫にクラクションを鳴らして車を停めさせ、もう一度話をすることを提案しました。
2度目だったからか、その日のわたしは冷静でした。ラブホを挟んだ向かい側にカラオケボックスがあるのを見つけ、2人の娘と一緒にボックスに入り、夫、彼女と対峙しました。夫とは離婚しよう、なぜかそう決めていました。 何度説得しても女好きは治らない、これは病気で癖ではない、治しようがないんだと自分に言い聞かせ、夫に離婚を宣言。 2人の娘はわたしが親権を持ちました。
あれから10年。4歳だった娘は14歳に、2歳だった娘は12歳になりました。実はあの後、再婚しまして、 今は2人の娘と再婚相手の夫の4人暮らし です。夫との出会いは娘が始めた水泳教室が出会いました。夫はわたしの高校の2歳上の先輩で、水泳教室でインストラクターとして働いていたんです。
奥さまを結婚してすぐに病気で亡くされており、それからはずっと一人で暮らしてきた堅実な人です。娘を通して話すようになり、再婚することに…。2人の娘は今難しい年代ですが、そんな心配も要らなかったみたいです。
休日には家族4人でキャンプや登山に出かける普通の家庭ですが、平穏無事な日々を幸せに暮らすことができています。離婚しなかったら、こんな日々を味わうことはできなかったでしょう。不倫してくれた元夫に感謝ですね。
修羅場体験談・夫と友達の裏切りを許せず、離婚
信じていた夫と友達の裏切り…。絶対に許すことができなかった専業主婦
離婚して3年、充実した毎日をおくっているパート勤務の体験談 です。夫とは会社の同期で新人研修を受けた際、隣に座ったのが彼でした。 夫と同期で仲良くなったA子、A子の彼の4人でグループ交際 のような感じになり、いつも4人で遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりしていました。この時は、この仲良しの状態が永遠に続くと信じていました。若かったんですよね。
そのままの延長で結婚したわたしはなかなか結婚しないA子のことが気になりながらも、 妊娠を機に仕事を辞めて専業主婦 になりました。わたしが妊娠しているので、4人で集まるのが難しくなったのかと最初はそう思っていたんですが、実際は違ってました。
A子が彼と別れたらしいと別の同期から聞いた時、何だかイヤな予感がしたんです。 今後遊びに行くねってlineしてくるのにまったく来る様子がないし、出産間近になってくるとA子のline回数が激減 して、夫にA子のことを聞いても生返事、出産したころにはまったく話題にしなくなって。これだけ重なればおかしいと思いますよね?
あなたは、大好きな相手と幸せになりたいですか?
もしも本当の幸せを手に入れたいのなら、下記の恋愛の悩みに特化した無料占いを今すぐお試し下さい。
「半信半疑だったけど、怖いくらい当たっていた!」
「鑑定結果で不倫相手との悩みが、なくなった」
と、評判の無料占いなので、是非お試し下さい。
※どちらの占いも初回無料分で占いが出来ますので是非、双方お試し頂き下さいませ。
出産後にお祝いを持って来てくれた同期にA子のことを聞いてみたんですね。そうしたらA子は会社を退社して今何をしているのか分からないって…。それから数か月経った後、同期からlineが来て、A子にばったり会った時に夫が横にいたと知らされました。
わたしはA子の元カレに連絡してA子の居場所を調べてもらい、子どもを実家の母に預けてA子の元へと駆け付けました。玄関を開けたA子の顔ではっきりと分かりました。A子の部屋に入ると、夫が好きな日本酒やワインが並んでて…、腹が立ちましたが、冷静になるよう自分に言い聞かせ、A子に夫と別れてくれるよう頼みました。
A子の部屋に行くまで、いろいろと考えたんですね。わたしは専業主婦で今仕事を持っていない、まだ小さい子どもがいる、父が病気で入院していること等がぐるぐると頭の中を回るんです。勢いで離婚しては絶対にダメだって思って。その場で逆上してA子に文句を言っても、夫を責めても良い結果にならないと思い、別れてもらうことだけを言おうと決めて向かったんです。
A子の部屋から戻った後、夫から電話があり、話し合いたいと言うので家で両親と一緒に待っていました。彼の言い分はこうです。A子とは新人研修の時にわたしと付き合う前に付き合っていた、わたしが妊娠しなかったらA子と結婚したかった、でもA子には彼がいたのでわたしと結婚した。A子が彼と別れたことでヨリを戻した…。
わたしは夫を責めるだけ責めましたが、母がもう離婚しなさいって!母も夫の優柔不断さに呆れたようです。この男はまた不倫する、一生治らないと言うんです。この場で一番冷静だったのは母かもしれませんね。
その後も 夫とわたしは子どもの親権で揉めましたが、不倫するような夫に親権が認められるはずがありません。 離婚した後は実家に戻り、 母に子どもを見てもらってパート勤務 しています。子どもがもう少し大きくなって、父が退院できたら、フルタイム勤務に変わろうと思っています。
負け惜しみでも何でもなく、 子どもと両親との生活は心が穏やかに安心して暮らすことができています。 考えてみたら、こんなに 充実した生活 は結婚した時には味わえなかったものですから、 離婚して良かった と思っています。
円満体験談・お互いの将来を考えて、離婚へ
馴れ合いが招いた結果。お互いの将来を思い、離婚を選んだメーカー勤務
母のアドバイスで離婚する道を選んだ36歳の体験談 です。わたしと夫は 会社の上司と部下の関係 で、一緒に居る時間が長くなったことで親近感が沸いて結婚したようなものでした。今思うと、結婚適齢期になったわたしの周りには彼しかいなかったのかもしれません。
5歳年上の 夫は仕事がデキるタイプの男性でそれだけに厳しい一面もありました ので、 子どもをつくることは慎重にしなければいけない、一時の感情で子どもを産んではいけないと思っていた んです。ですが、この時の判断が功を奏しました。
仕事人間で仕事がいつも生活の中心にある夫には優しい夫は期待できても愛情あふれる子煩悩な父親にはなれない気がしていたんです。だから、夫が不倫して、その 不倫相手に子どもができたから離婚してくれと言われた時はびっくり して、言葉もありませんでした。
離婚してくれと言われて、はい分かりましたと答える妻はいないと思うんです!どんなに夫が頭を下げても、わたしは離婚にうんと言うつもりはありませんでしたので、その日から夫のことは無視。夫が帰宅してもひと言もしゃべりませんでした。
今思えば、子どものようですね。でも、その時はそうするしか、わたしには手段がなかったんです。わたしが子どもを諦めたのに夫はよそで子どもをつくっていると思うと、夜も満足に寝られません。仕事をしていても、実家で母親と話をしていても、気は晴れませんでした。
眠れない日々が続いていたせいで、仕事先で倒れてしまったんですね。一週間ほど入院するようになり、その一週間、夫の不倫、子どものことが頭を離れず、医師に睡眠薬を処方してもらうほどでした。
母が心配して何度も聞くものですから、夫の不倫と子どものことを話しました。 母はもう苦労しなくてもいい、子どもができたんなら、お互いのためにも別れた方がいい と言うんです。わたしだって分かっていたんですが、踏ん切りがつかなくて…。
退院する日、看護師さんが「シャンプーしてから帰る?」と聞きにくれまして、何でも新人看護師がシャンプーの練習をしたいとのこと。お世話になったお礼にと快諾したんですね。思えば、あのシャンプーがわたしの気分を変えてくれたんだと思います。
シャンプーしてもらって髪を乾かしてもらった時の爽快感!今でもはっきりと覚えています。退院した日に夫に電話をかけて、離婚に承諾することを伝えました。夫は約束した日に弁護士と一緒に実家を訪れ、両親に謝罪し、今後のことについて決めておきたいことがあると言いました。
夫には家、土地等の財産がありましたので、その財産で後々揉めないようにとのことでした。わたしには非がないので、きちんとしておきたいとの彼の言い分を受け入れ、もらえるものはもらうことにしました。
夫とはお互いのために離婚を選んだと思っています。彼には子どもを育てていく責任がありますし、わたしには会社でのキャリアと立場があります。離婚で揉めてしまえば、会社の知るところとなり、すべてを無くしてしまうかもしれません。そうなっては双方がマイナスですものね。 彼もわたしもまだ同じ部署で働いていますが、会社では普通に接しています。 今までのキャリアをなくさずに済んで良かったと思っています。
円満体験談・夫との人生より自分の人生を選択
自分の夢を叶えたことで自分の人生を生きる決心をしたショップ店員
夫との生活より、夢だった仕事との日々を選択したショップ店員の体験談 です。 夫の浮気を見つけたのは結婚して15年が過ぎたころ です。子どもも中学になり、手がかからなくなったので、前から夢だった雑貨屋さんの店員に応募してフルタイムで勤務することに。嬉しくて、仕事初日から気分はもういっぱしのショップ店員でした!(笑)仕事に慣れた頃、同居していた義母が何げなく私に言うんです。私が 仕事を始めた頃から夫の帰りが遅くなった と…。その言葉が気になり、遅番の日、店長に頼んで少し早めに帰宅させてもらったんですね。そうしたら、まだ帰っていないと!これは怪しいと義母と2人で相談し、夫を問い詰めることに。
義母は間違ったことが嫌いな質で、自分の息子の間違いを許せなかったんでしょうね。孫の教育にも良くないと、かなり腹を立てていました。私はと言いますと、不思議なことに腹が立たないんです。 夫が不倫して家を出るならそれでも構わない と思っていました。
義母に問い詰められた夫は私よりも10歳年下の女性と不倫していることを白状しました。 義母は泣いて、夫を責め、その女と別れないのなら家から出て行け と。その剣幕に夫はびっくり!日ごろの義母は優しい雰囲気で怒ることのない人でしたから。
そこへ 娘が帰宅 して、父親の不倫を知るんですが、彼女も私と似た性格で、どこか冷めたところがあるんですね。 「パパがしたいようにしたら?学費と生活費だけはちゃんと払ってね」 と言うんです!
これには義母も私もびっくりで…、涙を流すのも忘れてしまってました。夫と私は6歳違いですので、夫はもう46歳です。私も40歳になった時でしたので、そろそろ自由になっても良いかなと思っていたんですね。心配だったのは義母のことだけです。
夫に任せるのは不安でしたので、私と義母、娘はそのまま家に住むこととして、生活費と教育費は夫、家の固定資産税等かかる経費も夫が支払うことで、円満別居となりました。義母の面倒を見ることをお金に換算して私には毎月5万円を支払うことで慰謝料なしに。
私には両親はもういないので、母と呼べるのは義母だけなんですね。娘のこともありますし、義母が家にいて面倒を見てもらえればフルタイムで仕事することも可能ですので、怒って離婚するよりは別居の形をとる方が、みんなにとっても都合が良かったんです。
おかげさまで 女3人、楽しく穏やかに暮らしています。 娘が義母に優しく接してくれるようになったのは、不倫夫のおかげかも! 口の悪い友人からは夫を捨てて夢を取った女と言われます が、こんな生き方もあると思います。
夫の不倫で泣かされる妻にはもうならないと決めています。 夫は戸籍上のつながりがある人ですが、心のつながりはありません ので、彼が支払うものさえ間違えずに支払ってくれたなら、私からは何も言うことはありません。しばらくはこのまま 安穏な日々が過ぎていくことを願うだけ です。
円満体験談・お互いの愛を再認識し幸せに…
喧嘩・修羅場・復縁。別れられなかった女性の物語
離婚できずに悩んだ31歳の女性の体験談 です。友達の紹介で出会った夫とは最初から気が合って、2人で運命だねーと言い合っていました。周りの友達からも「仲が良いねー、相性が良いんだろうね」って言われてて、 彼といるだけで幸せな気分になれた ので、 結婚してもずーっと仲良しが続くと思ってた んです。
でも、 彼が結婚した頃から別人になったみたいに短気になって、声を荒げて私を責める んです!別に何も悪いことをしていないのに、自分のイライラをぶつけてくるんですね。こんな状態で生活できないと思ったので、ちょっとした 喧嘩の後で実家に 戻りました。
義両親が私に謝罪に来たんですが、その時、 彼のイライラの原因が不倫にあった ことを知りました。結婚する少し前あたりから会社の人と不倫していたとのことでした。飲み会の帰り、酔った勢いで不倫してしまい、その不倫相手が別れてくれない苛立ちを私に向けていたみたいです。
不倫していた彼を責めたい気持ちももちろんありました が、もう実家に戻り 別居状態となっていたので彼が不倫しようがどうでも良かった んです。離婚届を書いて、義母に渡し、彼に提出してもらうよう頼みました。離婚届を見た彼から電話があり、提出したことを聞きました。「さよなら」と言い、彼とは終わりにしました。それから、半年ほど経った日、私のスマホに知らない着信があり、折り返したら、彼のお母さんで、 彼が交通事故に遭って入院している ことを聞きました。
私に会いたいと言っていると聞き、経過が悪いのかもと思い、急ぎ駆け付けました。手術を受けた彼の状態はひどく、しばらく入院しなければならないとのこと。世話する人がいるんではないかと思い、お母さんにそのことを聞きましたら、お父さんの体調が悪く、長くは家を空けておけないとのことで、仕事が終わった後と土曜日曜に病院に来ることを約束しました。
彼がベッドに横たわっている姿を見て、やっぱり彼が好きだ、まだ愛していたことを思い知った んです。忘れられない人だったんですね。1か月ほど入院してようやく起き上がれるようになりました。彼は私が病院にたびたび来ることを知って驚いていましたが、 最初に目を開けた際、私の顔をじっと見て流した涙を見て、それまでのことはどうでも良くなりました。 彼が生きててよかった。それだけです。ちなみに、 不倫相手とは交通事故に遭う前に別れることができた とのことでした。
そのまま彼の元へ戻り、しばらくは平々凡々の日々を過ごしていました。そんなある日、夫の会社でリストラがあり、もしかしたら夫も対象になるかもしれないと聞かされました。また弱い部分が出てくるのではないか、心配したことが現実に…。
酔って帰って私にイライラをぶつけ、日ごろ言えないことを口汚くののしります。聞いているだけでも気分が悪くなってきて、また実家に戻ろうかと…。こんなことを繰り返していたら2人ともダメがなると思い、思い切って夫の両親に話をして来てもらいました。
私の両親もそろい、彼の心の弱さ、その弱さからくる苛立ち、日ごろ不満に思っていることを全部ぶちまけました。案の定、両親のいる前でまたまた大喧嘩です。翌週、荷物等を片付けて、再び実家に戻りました。
そのまま半年は何事もなく、仕事と家をただ往復だけの日々をおくっていました。夫のことが気にならないといえば嘘になりますが、私達は別々の道を歩んだ方が良い人間だったんだと思えば、後悔もありませんでした。
ある日、会社の帰りに、古い友人と待ち合わせして向かったレストランに元夫を発見!声をかけようか迷いましたが、何だか元気がなさそうな後ろ姿が気になり、声をかけたんです。話がしたいと言うので、友人とのご飯の後、彼とお茶することに…。
彼の話とは、 復縁したいとの申し出 でした。反省している、私なしでは生活する気力がないと言うんです。その言葉を鵜吞みにはできないと思いましたが、 惚れた弱み ですね。では恋愛時代に戻ってもう一度やりなおそうと提案したんです!彼も了承したので、連絡先を交換して、その日は別れました。
家に帰る間中、なぜ、もう一度やりなおそうと言ってしまったんだろうと自問自答しながら歩きました。でも、その時の私の心の中はワクワクどきどき。やっぱり彼が好きだったんですね。復縁することはしばらく両親には言わずにおこうと決めて、彼ともう一度恋愛時代を楽しむことにしました。
半年ほど過ぎた頃、彼が 誕生日プレゼントに指輪を買ってくれて、もう一度結婚しようとプロポーズ! 彼の弱さがまた出てきたら?彼を支えることができる?いろいろな言葉が頭に浮かびましたが、自分の心には嘘はつかない方がいいと判断して、 元夫と再婚 することに決めました。
再婚することを告げると、両親も彼の両親も兄弟もみんな驚いてましたが、喜んでくれました。今は、 彼の不倫、喧嘩、修羅場、離婚、復縁、再婚と恋愛に関するものはすべて経験 しましたので、もう 怖いものなしの状態 です。
夫に浮気された!動かしようのない事実を知って、冷静に対応したいあなたに
さまざまな女性の体験談、いかがでしたか?
10人いれば10通りの恋愛があり、結婚生活があります。みな同じ顔でないように、 それぞれにそれぞれの思いを抱えて生きています。
共通していることは、自分の気持ちに正直に生きていきたいでしょうか。
恋愛していると誰もが経験する喧嘩、修羅場…。
冷静に判断することはなかなかに難しいことだと思いますが、これらの体験談を参考に、慌てず、焦らず、慎重に対処できる女性を目指しましょう。
禍福は糾える縄の如し。 イヤなことがあった後はきっと良いことが巡ってきます。それを信じて強く生きていきましょう。