「離婚するようなことが起きたら冷却期間を設けるのがいい」と聞いたことがある人も少なくないはずです。
頭を冷やす意味でも、距離を置いてこれからの二人のことを考える時間、反省する時間に充てる、そして復縁をして幸せをもう一度追い求めるというもの。
しかし、夫に浮気された妻には冷却期間を設けるのはおすすめしません。
良かれと思った冷却期間によって、夫婦関係がこじれることもありますので、その理由として仲がこじれる問題点と関係改善のためにするべきことをこちらではご紹介します。
今は辛いあなた、しかし正しい方向性を定めると再び愛し合える二人になれますので、ぜひ参考にしましょう。
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冷却期間を設けた時の問題
夫婦が復縁を意識していなくて
夫婦が冷却期間を置こうとすると「別居」をすることになります。
しかし、最初からお互いに復縁を意識したものでなければ結果的に離婚という選択肢しか残らないことも多々あります。
これは目的や目標を持っての別居ではないからです。
「不倫をされていたことに腹が立ったから」「今は顔も見たくないから」「家に帰っても怒られるばかりだし」と別居に踏み込んでしまうと、「離れている方が気持ちは落ち着く」ことで「離婚した方がいいんじゃないかな」とお互いが感じてしまいます。
別居中に考えるべきことを、関係改善に焦点を合わせていないことから、冷却期間には到底なれていないのです。
取りあえずの別居は心が離れていく
「浮気したら離婚ね!」と常日頃から言っている女性も少なくありませんから、旦那な不倫が発覚して「取りあえず別居、これからのことを考えるから」と行動を起こせば、気持ちが離れていくことも往々にしてあることです。
その不倫関係が本気のものであったり、浮気相手の押しが強かったりした場合には「一人暮らし」を始めた旦那に再アプローチを仕掛けるのも目に見えていますし、「てっきり離婚するものだと思ってた」と言われてしまいます。
「取りあえず」の行動はとても危険、不倫をしてしまったことについての話し合いと夫婦関係をこれからどうしていくべきかについての話しをきちんとしなければ復縁に向けての冷却期間だとは言えません。
きちんと計画を立ててそれでも冷却期間を取り入れたいという場合には、反省をさせるためにも義実家に旦那を送り込むなどの工夫が必要です。
責められ続けて、別居した途端に「自由」を感じさせることがないようにしましょう。
生活が苦しくなり夫の必要性に変化
別居をすると、必然的に生活費は別々のお財布で、ということもよくある話です。
夫は夫の生活がありますので、二重生活をするには心許ないお給料ならば尚のこと。
今まで通りの生活を送れない「生活が苦しい」と冷却期間中に感じ「こんなはずではなかったのに」と感じる妻がいることを忘れてはいけません。
ここで「やっぱり夫の存在は大きいわ」と強く思うのです。
ただこれからの夫婦生活に不安なのは、必然性の変化によって夫のことをATMとしか見られなくなってしまい、愛情はどこかにいってしまうこと。
稼いでお金を家に入れてくれるだけの存在だとあなたが思ってしまうと、その気持ちは彼にも伝わり、「愛されていないんだな、また浮気しちゃお」と再犯率を高めてしまいます。
旦那の不倫は夫婦の問題ですから、別居をすることなくしっかりと「どのくらいの時間がかかってもいい」という意気込みで話し合いの場を持つことをおすすめします。
夫婦問題の根本的解決には至らない
夫の浮気から復縁を求める妻が冷却期間を設けても根本的な解決には至らないことも覚えておかなければならないことです。
まず、ほんのわずかな時間であってもあなたから気持ちが離れていたことで起こった浮気、ここで夫婦の距離を取る選択は、その状況を再び起こしてしまうことに繋がります。
不倫に走る夫の原因について解明していくと、そこには「妻から愛情を感じられない」「自宅での環境が望んでいるものではない」ということが聞かれるはず。
そうでなければ、いくら魅力的な女性に言い寄られても愛する妻を蔑ろにして男女の関係になることにはなりません。
そんな夫の浮気した原因をなくすことが夫婦関係の改善に繋がりますから、別居などによって距離を取ってしまっても根本的な夫婦問題の解決にはならないのです。
いずれ、復縁どころか離婚を視野に入れた感情となり、話し合いの方向性が決まっていってしまいます。
関係改善の為に出来る事
責めることをやめ笑顔を取り戻す
夫が不倫をしても、「それでも結婚生活を続けていきたい」「離れた心を取り戻したい」と関係改善を目指すあなたは、気持ちが落ち着いて来たら旦那を責めることをやめましょう。
ふと思い出して涙が溢れてしまうこと、罵倒したくなることはこれから長い人で数年に渡って起こることでしょう。
しかし、「復縁をしたい」と決めたのならば、夫を追い詰めることをしない、笑顔の自分を取り戻すことに意識を向けてください。
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理不尽なことですが、夫は浮気をしても怒られて反省をすると一か月もすればケロッとしているなんてこともあります。
「禊が終わるのが早すぎる!」と感じる女性も少なくありませんが、夫が心を入れ替えていることを感じ、怒りが少しでも和らいできた時には「どうして!」と責めるのはやめて、楽しい話しをしましょう。
これからの夫婦関係が大事なので、あなたとしても早く水に流したいはずですから、意識改革から始めます。
不倫をやめて、また自分のことを大切にしてくれる夫の姿だけをみるようにします。
態度・行動・環境を見直す
やはり、浮気をした原因をそのままにしていては、再び不倫に興味を抱かれてしまいますので、あなたの態度や行動、環境を見直す必要があります。
どれだけ夫が「俺よりも子供を優先されて寂しかった」「愛情を感じられなかった」「自分の居場所が見つけられなかった」と言っても、浮気をしてもいい理由にはなりません。
しかし、妻として浮気防止に役立つことは取り入れていかなければ、今回上手く復縁を果たしても、同じ苦しみを味わうことになってしまうこともあります。
「夫には感謝の言葉を伝える」「労わる」「家族の中心にいてもらう」「もっと旦那の意見を取り入れる」など、関係改善の方法を実行しましょう。
「奥さんといたら居心地がいいな」と思ってもらうこと、それは「浮気なんてして悲しませて申し訳ない」と長く反省の心を持ってもらうことにも繋がります。
前項では、禊は早く終わるとお伝えしましたが、やり方次第では反省をし続け、家庭をしっかりと顧みる夫に仕立て上げることは可能なのです。
冷却期間なんて考えずにすぐに関係改善を!
復縁=冷却期間だと考える女性は多いものですが、それは冷却期間を設ける原因になったことによります。
夫の浮気の場合には、冷却期間なんて考える必要はなく、すぐにでも関係改善にとりかかるべきです。
夫婦に危機が起こった時、様々なことを考えるとは思いますが、まずは原因究明とこれからどうしていくべきかについて二人の問題として話し合うことで復縁を果たすことになります。
復縁後には、以前よりも夫婦仲がよくなるようにするためにも、夫が二度と不倫をすることがないように、妻として出来ることがありますので、ぜひ取り組んでいきましょう。