夫の不倫が発覚して1年、再構築をしてきたけれど「まだまだ辛い」「あの時の気持ちを思い出して疑いの目を向けてしまう時がある」という女性は少なくありません。
浮気をされた妻の気持ちがようやく落ち着いてくるのは約3年必要だと言われていますので、その気持ちは当然のものなのです。
しかし、夫婦関係をきちんと再構築するためにしっかりと客観的なもの事を知りたいというあなたには、あなたと旦那の発覚から1年の気持ちの変化と1年後からできる再構築の方法をご紹介します。
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あなたの気持ちの変化
少しずつフラッシュバックの回数が減ってくる
旦那の浮気が発覚してからというもの、フラッシュバックで苦しんでいる女性は多いものです。
無感情な状態にふと浮気された時の気持ちが蘇ってきたり、不倫にまつわる出来事に触れた時に悲しさで溢れ勝手に涙がこぼれてしまったり…
浮気相手の顔を思い出してイライラしたり、旦那の笑顔を見て「私はこんなに苦しんでいるのに」とネガティブな思考で包まれてしまっていたはずです。
しかし、1年経つと、少しずつではありますがそのフラッシュバックの回数は減少してきます。
結婚生活の再構築に意識が向いて、本当に少しずつですが環境に慣れてくるのです。
この時にフラバの回数が減らないという場合には、結婚生活を続けるのは無理だと判断して弁護士に相談をする女性もいます。
1年という区切りですから、ここで決断をするのです。
自分で自分の心を満たすことができる
不倫が発覚してから1年経つと、あなたは自分で自分の心を満たすことが出来るようになります。
それまでは、結婚生活についてや夫との離婚について頭の中はいっぱいな状態ですが、少し心に余裕ができ始めます。
辛くなりそうなとき、泣きそうになる時が自分で分かるようになり、自分で気持ちを立て直すことが出来るようになるのです。
そこには「何としてでも夫婦生活を守りたい」「離婚したくない」「負けたくない」という心理があります。
自分が楽しめることに積極的に取り組んだり、心の底の気持ちを隠して家族と過ごしたり出来るようになるでしょう。
自分の気持ちを誤魔化す方法を見つけ出し、目の前の生活を守れるようになるのです。
そんな気力もない場合には、法律にのっとって弁護士に相談にいき、離婚への手続きをする決意を固める女性もいます。
そこまで旦那の不倫が妻の心を傷つけてしまっていることに自分で気付くのです。
旦那の気持ちの変化
許す=忘れると勘違いすることも
自分の不倫が妻に発覚してから1年経つと、旦那の気持ちにも変化が訪れます。
夫婦関係の再構築が表面上は上手くいっているように見えますので、「妻に許された」と感じるのです。
浮気相手への慰謝料の請求や、法律に詳しい弁護士の登場などを味わった男性でも、うまくいっていると感じると、許されたと感じ通常の生活に戻っていきます。
そして、許された=忘れた・なかったことにしてしまうのです。
この思考は妻にとって危険ですから、やはり釘を刺しておくことは大事になってきます。
男性は単純だと言われていますが、妻としてはなかったことにされては困ってしまいます。
1年経ってもフラバなどに苦しんでいる女性は少なくありませんので、一生償う気持ちを持ってもらいたいと思うでしょう。
「もう浮気はしない」と決断している男性でも、その心の内を完全に人に伝えることは難しいものですから、妻として納得のいかない心の変化となります。
禊の時間が終わった
夫婦の再構築をしたとしても、妻から慰謝料を旦那に請求することは出来ます。
もちろん、共犯である浮気相手の女性にも慰謝料請求は法律上、可能です。
慰謝料の請求でなくても、何かしらの罰を妻に課せられた旦那も多いことでしょう。
この1年、反省した態度を表し、妻のいう通りに行動し、その行動にも制限をかけられていたはずです。
信頼を取り戻すために、旦那も必死だったことでしょう。
しかし1年も経つと夫は「禊は終わった」と思うのです。
十分に反省し、夫婦関係は元に戻っていると感じるということ。
まだ、あなたの気持ちは完全に旦那に向いていないことに気付いていないのです。
1年は男性にとって、女性にとって進み方の違う時間なのかもしれません。
男性の中には、本気で結婚生活を守るために妻の気持ちに敏感になり、いつまでも反省し続ける人もいます。
あなたの旦那はどちらのタイプか分かりませんが、表情や態度などを観察して、「まだ1年しか経っていない」ことを告げましょう。
夫の不倫から1年後の再構築の仕方
心の切り替え
浮気された妻としてはまだまだ辛い気持ちが残る1年、しかしここで心の切り替えをしていきましょう。
浮気をされた場合、発覚して修羅場を迎え、制裁を加えた時に一度区切りが訪れます。
しかし、いくら制裁をしたとしてもなかなか気持ちを切り替えることは難しく、この1年試行錯誤の中での再構築だったことでしょう。
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1年を迎えて、ある程度時間が経ち、旦那の行動などを見てきたあなたは、心お切り替えるチャンスの時期だと認識しましょう。
このまま辛いままでは、何年再構築をしても夫婦として支え合っていくのは難しくなります。
相手を信じること、自分から笑顔を向けることなどを意識していくと、本来の姿をもっと早く取り戻すことが出来るはずです。
クヨクヨしていることに疲れてくる時期でもありますから、あなたはあなたの人生を楽しむ方法を取り入れていきましょう。
素直な気持ちを旦那に一度だけ伝える
「1年経っても辛い気持ちを忘れられない」その気持ちを1年経ったタイミングで一度だけ旦那に伝えてみましょう。
上記でもご説明しましたが、旦那の気持ちの変化は妻にとってあまり有り難くないものです。
もう一度、自分がしたことはなかなか取返しの付かないこと、信頼関係を築くためには時間が必要なことを理解してもらいましょう。
相談という形で、素直な気持ちを伝えてみてください。
旦那も「こんなに傷つけている」と再認識することができ、自分も1年経ったことで不倫した出来事を客観視できるようになります。
そこで相談し、話し合うことによって、夫婦として進む道が見えてきます。
少しでも上を向いて歩いていけるように、そして愛し合い、支えあっている関係を感じられるように夫婦として進みましょう。
素直な感情は言葉で伝えなければ相手は分かりません。
男性と女性では根本的な考え方がどうしても違う部分がありますので、少しの工夫と努力、勇気を持って同じテーブルについてください。
不倫や浮気だけではなく「夫婦だから分かって当たり前」だとお互いが勘違いしないための一つの方法でもあります。
【こちらの記事もcheck!】浮気発覚後の旦那の態度別の夫との接し方・夫婦関係修復方法
これからの夫婦生活に向けて
まだまだ夫婦生活の再構築の期間は続きます。
きっと、一生あなたは浮気をされたことを忘れることはありません。
しかし、その気持ちを薄め、再び夫との信頼関係を結ぶことは出来るはずで、そのためにこの1年精一杯、向き合ってきたことでしょう。
あなたと旦那の気持ちの変化、そして1年目からの再構築に向けて、こちらの内容を参考にしてより素敵な夫婦関係を目指してください。
時間はかかります。
それでも乗り越えられた時には、もう一度心からの幸せを感じられますので、この1年という節目の使い方を工夫してくださいね。