旦那の過去の浮気を知ってしまった…
終わったこととはいえ、深く傷つき、どうしようもない思いに苛まれて苦しんでいる妻たちがたくさんいます。
そこで今回は、浮気の時効や不貞行為の起算点と慰謝料についてご紹介します。
あなたが知った過去の旦那の不貞行為、起算点を理解することで夫や浮気相手に慰謝料を請求できるどうかが分かりますよ。
詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてあなたの傷ついた心を癒していきましょう。
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不貞行為の起算点について
タイトルにもあります不貞行為の起算点とはあまり聞きなれない言葉ですね。
しかし、旦那の過去の浮気に対しての慰謝料を考える時にはとても重要な言葉となりますので、ここでしっかりと理解しておきましょう。
浮気の慰謝料の請求には時効があります。
一般的には「3年」という数字を聞いたことがあるでしょうが、時効までのカウントが始まった最初の日を起算点と言います。
不貞行為の起算点はいつなのか、後にも触れますが実はとても曖昧だと感じる場合が多く、慰謝料を取り決める際の大問題となり、裁判などでも争われる焦点となります。
あなたが、夫の不貞行為についてを日記にまとめるなど証拠となるものがある、ない、弱いによっては大揉めとなるところですから、浮気をしていることを知っている、知ったなどの時点から人に説明できるものを準備しておきましょう。
そして、浮気の時効の考え方には3つのものがありますのでお伝えします。
浮気してから20年
浮気の時効は3年じゃないの？という方、時効については様々な考え方があり、それはされた側を救済する処置でもありますので知っておいて不便はないでしょう。
浮気していることを知って、裁判を起こして慰謝料を請求したけれど揉めて3年以上経ったとなると悲しくなりますよね。
そんな風にならないためにも、まず旦那が浮気してから20年という考え方があります。
あまり利用される考え方ではないようですが、時効の中断などを盛り込むことが出来るとされています。
時効が中断される場合には、慰謝料を請求するための訴えを起こすことなども含まれ、必ず○年で請求の時効を迎えるということがないように、救済されているともいえるのです。
これを除斥期間と言います。
除斥期間は、ある権利について法律が定めた存続期間である。権利を行使しないままにその期間が経過すると、その権利は法律上当然に消滅する。除斥期間の目的は、権利関係を速やかに確定させることにある。
浮気をして時効があるからと逃げ切ろうとする甘い考えを持っている夫や浮気相手にはこの現実を知ってもらいたいですね。
浮気と浮気相手を知ってから3年
オーソドックスに私たちの耳に情報と入るのが、この浮気をしていること及びに浮気相手を知ってから3年ということです。
仮に、夫と離婚をした後に旦那が婚姻関係を結んでいる間に不貞行為を行っていることを知ったあなたは、今夫婦ではなくても慰謝料を請求することが出来ます。
また、浮気相手のことをその存在だけではなく、名前や住所なども知っておく必要がありますよ。
女性としては、同じ女性相手への謝罪を求める傾向が強いと言われており、人の旦那を寝とった、もしくは寝とろうとした事実に腹を立てます。
結婚していることを知っていての浮気は、女性にも慰謝料を求めることが出来ますが、名前や住所を知っておかなければ行動しようがありません。
探偵などを雇って、浮気の確たる証拠や浮気相手の女性の素性を調べるのには大きな意味があるのです。
浮気をしているかもしれない、と探偵を雇う妻の心情には「浮気相手に制裁を下したい」という思いが隠されています。
離婚してから3年
離婚から3年という期間は、離婚時に夫に慰謝料を請求していない場合には、この期間に請求できるというもので、厳密に言えば不貞行為に対する慰謝料ではありません。
しかし、離婚してから知った夫の浮気、なんかしてやったりな旦那の表情を想像することが出来ますよね。
請求する慰謝料を相場よりも上乗せできるかもしれませんね。
このあたりは弁護士さんなどによく相談してみましょう。
前項の浮気を知ってからの3年というものに合わせて、請求できるはずですので、最後はすっきりと終わりたいですよね。
また、結婚していた時にされた浮気、それから3年が経ち、離婚をした場合にも弁護士さんに相談することによって、離婚の原因は夫の不貞行為がきっかけであると証明してもらうこともできるでしょう。
その場合にも、やはり証拠は不可欠となりますので浮気された証拠とともにあなたの心情や離婚までのいきさつなどを残しておくといいですよ。
終わった過去の浮気でも時効内なら請求可能
もうすでに別れているからいいじゃないか！と夫は言うでしょう。
しかし、妻としては終わっていようがいまいが関係ありません。
たった一回の浮気だとしても、その裏切られたという感情、信用を失ったという事実は長い期間、もしかすると一生引きずることになります。
浮気や不倫は心の殺人なんて揶揄されることもありますがご存知ですか？
信じていた夫に裏切られた悲しみは、少々のことでは立ち上がることが出来なくなります。
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人を信用することを怖いとも思い始めます。
人間不信になり、人付き合いが出来なくなってしまうこともあります。
そんな傷を少しでも修復さえるため、あなたの心を傷つけてしまった人は慰謝料を請求されたら払わなければならないのです。
結婚している既婚者は、夫や妻以外の人と関係を持ってはいけない不貞行為は禁止されているのです。
過去の浮気であったとしても、起算点からの時効内ならば堂々と慰謝料を請求することが出来ること、ご理解いただけましたか？
忘れることは出来ないかもしれませんが、夫や浮気相手を制裁したつもりで、慰謝料を払ってもらうことで再びスタートラインに立ちましょう。
浮気されたあなたが傷ついて終わるなんてフェアではありません。
慰謝料は早めの請求をおすすめする理由
夫の浮気、または浮気相手を知ったならば早めに請求をしましょう。
起算点を熟慮し、今日知ったならば今日が起算点ですから3年以内ならば確実に慰謝料を請求することが出来ます。
早めに請求しなければ、時の流れるのは早いもので3年なんてあっという間に過ぎてしまいます。
- 夫が反省している
- 夫に浮気相手への慰謝料だけは勘弁してくれと言われた
- 浮気相手が分からなかった
- 夫婦生活の再構築を選んだ
このように様々な理由で慰謝料の請求をしない、先延ばしにしている妻たちはたくさんいますが、だからといって心の傷が癒えているわけではありません。
精神的苦痛を与えられたことによる慰謝料請求ですので、あなたはどのような場合でも請求する権利を持っていることを忘れないでくださいね。
夫婦生活の再構築を選んだけれど、やっぱりいつまでも浮気されたことを許すことが出来なくて結果的に離婚をする夫婦が多くいることも覚えておきましょうね。
浮気された妻は起算点に注意しよう
浮気の時効や不貞行為の起算点と慰謝料についてご紹介しました。
浮気されたことによる慰謝料を考える時にはまず起算点について注意しなければなりません。
裁判でも揉めるところであり、とても曖昧なものだと感じませんでしたか？
あなたの言い分が正しい証拠は、不貞行為を知った時から記録をつけておきましょう。
慰謝料の請求は当然の権利です。
幸せな家庭を壊す不貞行為、簡単に許すことはできませんし、それは夫に対しても浮気相手に対しても同様のことが言えますので、あなたがこれからどうしていくべきか、よくよく考えてみてくださいね。
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