「セックス依存症」という言葉は知っているけれど、その実態について詳しくは分からないという方は少なくありません。
海外の有名プロゴルファーが公表し治療をしているという話しを耳にした経緯もあり、日本でもセックス依存症が多くの方に認知されています。
「何度も浮気を繰り返す夫は、もしかしたらセックス依存症なのかもしれない」と感じているあなた、セックス依存症は心の病ですから治療に立ち向かう必要があるのです。
夫婦仲を取り戻すためにも、正常な夫を取り返すためにもセックス依存症の特徴と治し方をぜひ参考にして平穏な日々を過ごしましょう。
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セックス依存症の特徴
性に関わっている時に落ち着く
セックス依存症と聞くと「セックスがやめられない」「セックスをすることばかり考えている」と捉えられがちですが、全てがそうとは限りません。
もちろん、実際に女性と関係を持つことで気持ちが落ち着くということは否定することではありませんが、それは妄想などでも満たされている場合もあります。
セックス出来る相手を探している、実際にエッチをすることをやめられない、という特徴に合わせて「いつも性的な妄想をしている」「その妄想によって気持ちが落ち着く」という際には、セックス依存症を疑いましょう。
依存症という精神疾患の一つですので、自分だけの力ではどうしようもない部分もあり、妻と一緒にいても、仕事をしていても、通勤途中でも性的な妄想を繰り返し行ってしまうのです。
不特定多数の人と関係を持つ
夫の浮気や不倫に悩んでいるあなたは、旦那がどのような女性と関係を持っているのかを思い起こしてください。
一人の女性に入れ込んでいる、特定の女性としか関係を持っていないとなれば、セックス依存症の特徴から少し外れます。
ただ、相手の女性が「毎日でもセックスOK!」な人ならば、彼の依存を満たしているかもしれませんから、頻度にも注目しなければなりません。
セックス依存症の人は、不特定多数の人と関係を持つ特徴があります。
「誰でもいい」「興味のある人とは絶対にセックスしたい」「俺に気があるんならしようか」とどう感じるのかは男性次第ですが、性に関する依存への気持ちをコントロールすることが出来ません。
妻を裏切ることは良くないと分かっていても、性的な妄想を満たすためへの行動をやめられないのです。
お金を使ってでも性欲の処理をする
大きな特徴の一つとして、セックス依存症と呼ばれていますが、それは必ず「セックスをしている」状態ではないということ。
中には、女性とのセックスで寂しい心を満たす男性もいますが、ポルノを見たり、妄想をするだけで気持ちを落ち着けられるということはセックスだけが全てだと当てはめてはいけません。
そのためにお金を使って風俗通いをしたり、ポルノを集めたり。
セックス依存症の夫の中には、お小遣いでは足りなくて隠れて借金をしてしまうような人もいます。
健全だと言われているセックスが出来ないのが特徴で妻としては「どうしてこんなことまでお金をかけるの?」「ちょっと普通じゃないんじゃない?」とセックス依存症を疑うきっかけにもなるのです。
夫のお金の使い道をしっかりと見てみると、性に関わるものばかり、時には食事よりもそちらにお金を散財しているとなると、セックス依存症という病気なのかもしれません。
セックス依存症の治し方
専門家によるカウンセリング
セックスをして気が休まる、という裏側には虚無感や寂しさなどの心の病が隠されています。
セックスをすることに負の感情を抱いていることを、セックスをすることで誤魔化しているという側面もあります。
そんな心の奥底にある問題を解決させるためには、セックスをすることを我慢するだけではいけません。
専門家にカウンセリングを受けることで、その原因を導き出すことができます。
幼い時のこと、潜在意識にある思い、自分では気付けなかったことを理解することでセックス依存症の改善に取り組むこととなるのです。
旦那だけでは不安、という方は家族で一緒にカウンセリングを受けることも出来ます。
夫がセックス依存症で悩む妻も多く、そういった同じ立場にいる女性たちの心のケアも必要な場合もありますので、辛い時には一緒に治療にあたりましょう。
アメリカではセックス依存症は一般的な病気です。
日本でも認知が広がったおかげで、専門家への門を叩きやすくなっていますので、知識のある専門の医院へと足を運びましょう。
投薬や入院
繰り返しますがセックス依存症は病気です。
病気を治すためには、投薬や入院が効果を発揮させることもあります。
セックス依存症の度合は、心の病気の度合。
投薬によって、心が暗く落ち込むことを避けるなど、鬱状態にならないようにします。
気分が明るく晴れ渡るような状態を目指すことができるのです。
入院は管理入院となりますので、投薬をしながらも性への関心を薄れさせ、自慰行為に至らないようにします。
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入院をするプログラムを取り入れている病院もありますから、同じようなセックス依存症の患者と話しをして気持ちを分かり合えるだけでも、治療の一環になります。
医師の他にカウンセラーや臨床心理士が常駐していることもあり、安心して治療にあたれるのですから、心に闇を持った人にはありがたい環境です。
欲望のままの行動を起こす原因を探りつつ、その欲望に忠実にならないようにと強い意思を育てることもできるでしょう。
ストレス解消の手段
セックス依存症は精神疾患の一つであり病気ですが、自ら取り組み治す方法の手助けをすることは出来ます。
「どうにかしたい」「このままではいけない」と思えた時には、ストレス解消の手段について考えるのです。
知らぬ間に溜め込まれていくストレスは、セックス依存症の人にとっては大敵です。
ストレスによって余計に病状を悪化させてしまうこともありますので、上手にストレスと向き合い、そして解消していかなければなりません。
好きな音楽を聞く、軽く運動をする、趣味を作るなど、セックスではない対象を見つけることが重要です。
妻が「これは夫婦の問題だ」と思えるのならば、夫婦二人、または家族で取り組めるようなストレス発散方法を探してもいいですね。
旦那の身に起きていることを旦那一人で治療するのは、疎外感を抱いたり辛さが倍増してしまったりするかもしれません。
妻として夫を支える意味でも、再び正しい健全なセックスができるようになるためにも一緒に何か取り組めることを探してみましょう。
余談ではありますが、セックス依存症はアルコール依存症のように治療をしてもセックスをしてはいけない、というものではありません。
夫婦の大事な営みに何も疑問を持つことなく、愛情を与え与えられるものになるよう手助けしてください。
夫の浮気は病気だとすれば治すことができます
夫の繰り返される浮気に悩んでいる時には、「貞操なし!」と罵る前に病気を疑ってみましょう。
セックス依存症である場合には、旦那の意思だけで不倫をしているのではないのかもしれません。
そして、それは治療できることですから、前向きに専門の病院などに足を運んでください。
浮気をされる妻も辛いものですが、夫も自分の症状に苦しんでいます。
病気だと分かるだけでも、気持ちは軽くなり治療にも積極的になれるはずですから、特徴と夫を照らし合わせてみましょう。