夫の浮気後に夫婦生活の再構築を願う女性も少なくありません。
まだ愛情もある、離婚をしても生活への不安がある、子供のことを考えるともう一度夫婦でやり直すことがベストな選択だと思うのです。
しかし、再構築を選んだ場合には注意しなければいけないことがあり、それが上手くいかないとなると残念ながら離婚へと発展してしまいます。
再構築を成功させ、幸せな夫婦に再び戻れるケースを知り、離婚に至らないようにするためにはどうするべきか、考える機会にしましょう。
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浮気後に再構築できるケース
制裁を与えた
浮気をされた妻は間違いなく傷つきます。
夫からの裏切りによって、心を傷つけられ、食欲も落ち不眠に悩まされるという話しもよく耳にします。
不倫をする理由がどのようなものであれ、浮気をされたあなたには何も非はありません。
傷つけられて当然のことではないということです。
浮気をした夫、あなたの夫と浮気をした相手への制裁をきちんと下している妻は再構築を成功させられます。
慰謝料を請求することや謝罪を求めること、夫には高い買い物をさせるなど、制裁をすることで一つ気持ちの区切りをつけることが出来るのです。
あなただけが傷ついて終わっているのならば、気持ちの中にモヤモヤしたものが残り、いつまで経ってもその傷を癒すことにはなりません。
100%気分が良くなることにはなりませんが、裏切ったことへの罪滅ぼしは再構築には必要なことですから、再構築を選ぶからといって不問にすることは避けましょう。
夫婦ともに再構築を本気で目指している
再構築を目指すのはあなた一人の思いでは成功できません。
夫と二人で夫婦として、再び幸せな家庭を目指さなければ、これから起こるちょっとしたいざこざで夫婦関係が破たんしてしまうこともあります。
一つの目標を夫婦で共有し合うことは、絆を深めることにも繋がります。
浮気をされたことによって、夫婦関係にひびが入り簡単には修復できるものではありません。
夫も一緒に再構築を望んでいる状態ならば、これからの行動や奥さんへの態度などを考えながら「二度と裏切らないように」「もう一度信用してもらえるように」と変わっていくのです。
お互いに、一つのことに向かって走ることは明確な目標があるからこそ。
あなたが再構築を選び、旦那は「できれば離婚したい」と思っていたのでは、いつかどこかで気持ちのすれ違いが明白になり、再構築失敗を目の当たりにすることとなります。
「許す」覚悟と「反省」
人を許すこと、とても難しいと感じる人は少なくありません。
一方的に傷つけられる不倫ですから、「許す」と決めるまでに時間がかかることは当然のことです。
「どんな気持ちで裏切ったんだろう」「浮気をする時には家族への愛情がなかったのだろうか」と夫の気持ちを理解しようとしてもなかなか出来ないこともあるでしょう。
しかし、「やはり家族としてやり直すことがいいことだ」「ぜひそうしたい!」と思ったならば「許す」覚悟を決めなければなりません。
実は妻の「許す」気持ちや態度は、夫をきつく反省させることにも繋がります。
本当に許せる日まで相当の年月がかかる人も多いのですが、その間苦しみながらも「許そう」としている事を感じた夫は、「大変なことをしでかしてしまった」と思うのです。
いつまでも反省し続けてくれる姿は、再構築を選んだ妻として安心できるもの。
浮気したことを忘れてしまったような振る舞いにはなりませんので、以前よりも強い信頼関係を結べるようになれます。
不倫発覚後に離婚するケース
夫が保身に走った
残念ながら夫の不倫発覚後に離婚となるケースがあります。
浮気をされたこと自体、離婚をしてもおかしくない状況なのですが、夫の対応の間違いによって離婚へと加速させたと言った方が分かりやすいものです。
不倫していたことがバレた夫が保身に走ったケースでは、妻は旦那に三下り半をつきつけます。
傷つけた妻へのフォローもせず、強いては浮気相手を守るような発言もせずに自分の保身だけを考えた行動に、妻としてがっかりするのです。
時には声を荒げ「お前が○○だから」と責任転換された日にはすぐに離婚届けを取りにいきたい衝動に駆られるでしょう。
不倫をした夫の真摯な対応を見て、離婚を思い留まらせたいと希望を持っていた妻の場合にもさじを投げることになります。
「みっともない」という気持ちから「この人とはもうやっていけない」という諦めへと気持ちへは変わっていくのです。
本気の不倫だった
夫と不倫相手が本気で愛し合っている場合には、妻は離婚の決意を固めることが多々あります。
どれだけ妻側が夫を愛していても、「気持ちの離れてしまった相手を追いかけるようなことはしない」「これ以上みじめな思いをしたくない」という気持ちを持ちます。
不倫していたことに強くショックを受けた上で、それは遊びでも軽はずみでもないものだったと分かった時には、言葉では言い表せないほどの想いを抱えてしまうのです。
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決して「負けた」とは思わないように気を張りますが、家庭を壊してでも関係を持ちたいと思った女性の存在が重くのしかかります。
「そんな人を選んでしまった」「自分には至らない点があった」と自らの行動を振り返り、可能な限り後悔しないような気持ちを作り上げ、毅然とした態度で離婚を選ぶ女性も多いです。
中には、「今度こそは私だけを愛してくれる人を見つける!」と前向きに意気込んでいる妻を見かけることもあります。
妻の生活に不安がなかった
夫の不倫発覚後に「離婚だ!」と思っても、なかなか離婚に踏み切れない妻は少なくありません。
その多くは離婚後の生活が不安だから。
生きていくには、収入の問題はクリアにしなければなりませんし、子供がいるのなら尚更です。
そんな時、生活に不安のない女性は、夫に裏切りをされたとしても一刀両断し離婚を選び、壊れた信頼関係はもう戻らないと諦めることができます。
手に職のある女性、収入が安定している女性、親からの援助が受けられる女性などは、不倫をした夫への見切りは早いのです。
結婚をした女性は、未来のことをよく考えます。
人生のレールが見えるのですから、考える力を身につけていくのは当然です。
旦那に浮気をされた時の自分の気持ちとともに、その先にある未来を考えた時に、不安材料がないと判断すれば、「このレールを変えるのもあり」だと決断します。
女性は決めてしまえば強いですし、そこにお金の心配がないとなればもっと力強い行動が取れる人が多くいます。
不倫をしていることが分かり、急いで資格取得の勉強をし就職をしてから離婚をするケースもたくさん聞かれます。
再構築をうまく成功させるために出来ること
夫に浮気をされてしまったけれど、「再構築をしてもう一度夫婦としてやっていきたい」という願望、叶えることはできます。
ただそれまでには、あなたとしては夫の不倫を受け入れ、対処しなければならない心の問題がありますよ。
自然にしていては、いつまで経ってもモヤモヤした気持ちは収まりませんので、あなた自身で気持ちの変化を起こしましょう。
また、旦那の不倫発覚後に離婚するケースには様々な原因があることも分かりました。
妻の抱える問題、環境によって実際に離婚に発展する夫婦の特徴ですので、これからの夫婦関係の構築を考える上で参考いしてくださいね。