お互いに既婚である二人が交際を進めるダブル不倫。軽い気持ちで始まるパターンや、どうしようもない思いがある場合など形は様々。
ダブル不倫をスタートさせるきかっけや、気が付けばダブル不倫無しではいられないという時の気持ちの持ち方、対処の方法についてご紹介していきます。
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ダブル不倫が始まるきっかけって?既婚者同士のW不倫はいつ始まる?
純粋に惹かれ合って
ダブル不倫が始まるきっかけの一つは純粋に惹かれ合ってというもの。男と女の関係のスタートは二人が惹かれ合わなくては何も始まりません。
お互いに相手を異性として意識し、話を進めるうちに恋に発展します。
異性に惹かれるというのは、結婚していようといまいと関係がなく、結婚している場合は、普段は他の異性への興味を理性で抑えているだけのこと。
理性が利かないほど惹かれてしまうこともあるでしょう。若しくは、ふとした心の隙間にどちらかがするりと入り込んでしまうこともあります。
どちらにしても、ダブル不倫のきっかけは通常の恋愛と変わらず相手に惹かれて、恋心が生まれ始まります。
寂しい時
ダブル不倫のきっかけは、まず相手に魅力を感じていること。加えて自分自身が満たされていない、寂しいと思っている時に始まります。
どんなに素敵な異性にであっても、現在の配偶者に100%満足し毎日が満たされていたなら他の異性に目を向けることはありません。やはり、何かしら満たされぬ思いがあるからつい惹かれてしまうのです。
そんな中でも特に恋を呼び込みやすいのは、「寂しい」という思いに支配されている時でしょう。
配偶者が仕事で忙しくすれ違いが多い場合や、話しを真正面から受け止めてくれず信頼が築きにくい場合など。
夫婦間でこのような感情のすれ違いがあると、それを何かで満たそうとしてしまいます。
仕事や趣味で満たされているうちは良いのですが、男女のコミュニケーションに関する不満はやはり同じく男女の温もりで埋めるのが一番。
気が付けば、配偶者では得られない心のつながりを感じさせてくれる異性に目を向けてしまいます。
セックスレス
配偶者との関係で、夫婦関係は非常にデリケートで他人にはわからないもの。また、夫婦関係についての問題は、それぞれのカップルによって差があり正解は無く、そのため他人に相談することもなく、自分だけで抱えてしまうことも。
セックスレスについては、夫婦間でセックスについての考え方が根本的にすれ違って起こっていることもあります。
どんな考え方であれ、夫婦間でセックスについての考え方が一致していれば全く問題はありませんが、すれ違っていた場合、悶々とした悩みになっていきます。
どちらか一方は「なくてもうまくいっている」と考え、もう一方は「なしではつらい」と考えている場合など。
そんな状態で不満を抱えている側同士が、不満を理解し満たしてくれる異性に出会ってしまうと、ダブル不倫に突入してしまいます。
配偶者の不倫
夫婦関係はお互いを一生の伴侶とし、人生を捧げ助け合うと誓うからこそ成り立っています。
それを相手がやすやすと破っていることを知ってしまったら、こちらも相手に操をたてる理由はまったくなくなってしまいます。
自分の配偶者が不倫をしているとわかり、いろんな意味で気持ちが切れてしまうことがありますが、そんな時に、ふと魅力的な異性に出会うと恋に落ちてしまいます。
特に、お相手も既婚者の場合は、深入りすることもないだろうという思いも働き、現在の配偶者への軽い復讐のような気持ちで不倫関係になることも。
配偶者の不倫に対するやるせない気持ちを、ダブル不倫をすることで少しでも軽くしたいというのが最初のきっかけであることがあります。
生活スタイルが変わって
既婚者が家庭の切り盛りに邁進し、子育てに手を取られ、仕事と両立している場合などは他に目を向ける余裕がないのが殆どです。
物理的に、家族以外と出かけたり食事をするのさえ難しいということも。
配偶者又は自分の転勤で別居状態になる場合や、子どもが進学就職で家を離れるなど、生活スタイルが変わったことで自分の時間が持てるようになり、そんな時にふと忘れていた恋心が動き出します。
職場のお食事会や友人との飲み会、忘れていた時間を満喫するうち、生活も心も自由だったころに戻り、シングルだった頃のようにふと恋をしてしまうことが。
偶然に同様の状況の既婚者に巡り合うこともあるでしょう。若しくは、ずっと以前から気になっていたけれどなかなか実行に移せなかった恋をスタートさせることもあるかもしれません。
生活スタイルの変化で時間的に経済的に余裕ができたとき、恋が始まる予感がします。
最初は遊びのつもりだったのに…ダブル不倫が本気の恋に変わる瞬間
配偶者に気持ちが向かなくなったとき
ダブル不倫を始める時。大抵の場合は、自身や相手の離婚までは視野にいれていません。現状で楽しく、バレない範囲で恋愛をしよう。そんな気持ちが暗黙の了解です。
ダブル不倫が始まる時にはそれなりに、配偶者や家族への不満があるのが通常で、何かしら満足いかない点があるから外に目を向けた結果としてスタートします。
しかしながら、恋の始まり時点では配偶者に対する背徳感がなんとなくあることが多いもの。
それは、何も知らずに通常の生活をしている配偶者への申し訳なさと、裏切りを知らぬとは言え一方だけが信頼を裏切っていることの罪悪感から芽生えます。
そんな背徳感は、ダブル不倫を本気の恋にしないストッパーとして大きく役に立っています。
もし、配偶者も自分と同様に不倫をしていた場合や、夫婦として許しがたい裏切りをしていたなら、その背徳感は一気に吹っ飛び真っ直ぐ不倫の恋が本気に向かいます。
また、夫婦間であれ言ってはならない言葉を投げかけられた場合や、夫婦の歴史への思い入れに齟齬が感じられた時に配偶者への気持ちが薄くなります。
配偶者の裏切りや、何かしら心の裏側を知り気持ちが冷めた時、ダブル不倫が本気に傾きます。
相手の気持ちが本物だったとき
ダブル不倫は互いに既婚者のカップルです。そのため、自分がそうであるように、お相手も基本的には家庭を壊すつもりがないのであろうという前提でお付き合いしています。
遊びとは言いませんが、もし何か不測の事態に見舞われた時にはやはりお互いが第一選択肢にならないことは理解してお付き合いしているでしょう。
そんなおぼろげな諦めを持ってお付き合いしているダブル不倫ですが、何かの拍子に実はお相手が自分に対して「本物」の気持ちを持っていると気づくことが。
いずれ、一緒になるというのは難しいかもしれませんが心から大切に思っていてくれるということがわかると、こちらもそれを無視できません。
もし、無視できるような関係であればある意味そこまでですが、相手の気持ちを受け止めようと思った時、気持ちは本物になっていきます。
トラブルを一緒に乗り越えたとき
通常の恋愛同様、何かしらトラブルにぶつかりそれを経てなお二人の結びつきがあった場合、以降の絆は強いものになります。
どちらかの配偶者に関係が露見しそうになった場合や、職場の人に知られてしまった、どちらかが病気になった場合などトラブルはいろいろ考えられます。
二人の考えの行き違いというのもトラブルです。どちらか一方が愛しすぎてしまった場合や、二人の関係についての考え方に相違があった場合などは話し合いや喧嘩の末に別れが待っていることもあるでしょう。
ダブル不倫は、二人の間に生じたトラブルがお互いの家族に影響を及ぼすなど大きく広がっていくことが予想されます。そのためトラブルに際し、一旦別れを選ぶことも十分に考えられるもの。
実際にきちんと話し合いの末にきれいに別れるダブル不倫カップルがたくさんあります。
しかし、一度は別れを選んだものの何かの引き合いで自然と関係が戻ることがあり、再び連絡を取るようになると気が付けば以前の関係いえ、それ以上に強い結びつきに代わっていることがあります。
これは、シングル同士のカップルでも起こり得ることですが、ダブル不倫カップルの場合は特に二人の間に「秘密」が介在するため、以降、離れがたくなることが多いと言えます。
どちらかがシングルに戻ったとき
既婚者同士の恋愛、ダブル不倫。それぞれに配偶者があり、その配偶者に非がない場合は例え気持ちに隔たりがあったとしてもそう簡単に離婚には向きません。
しかし、どちらか一方が離婚または死別などで配偶者を失うことがあります。
その場合においても、片方が既婚である以上すぐに結婚に結び付くことはないでしょう。
結婚には結びつかなかったとしても、お相手がシングルになった場合は今までとは考え方を変えなければと思うもの。
心の支えとして、実際の夫婦にはなれなくても、このままお付き合いを続けるのであればお相手を大切にしなければという責任感のようなものが芽生えます。
また、もしシングルになったお相手が再婚を望み、自分がそれを叶えられないならば身を引く潔さも本気故に選ばねばならないこともあります。
ダブル不倫をしていたお相手がシングルに戻った場合に、きちんと向き合おうという本気の気持ちが生まれてきます。
恋愛以外でも繋がりがしっかりできているとき
大人にとって恋愛は人生の全てではありません。仕事が順調で経済的に問題なく回っている状態だから恋愛に没頭することができるということを、ある程度の経験のある男女はそのことをよく理解しています。
単に異性としての魅力やセクシャルな魅力だけでつながっているわけではないのが大人の恋愛です。
ダブル不倫をしているのはそんな大人。だからこそ、好きや惚れた以外の結びつきの大切さをよくわかっています。
特に男性は、離婚や恋愛トラブルよりもリストラなど仕事でトラブルに見舞われることの方が精神的に追い込まれやすいもの。
それほど大切な仕事について、ダブル不倫のパートナーが一役買っているならそれは手放しがたい本気のパートナーになります。
こまごまと仕事のサポートをしてくれたり、同業者などであれば仕事のためにプラスになることを紹介してくれるなど。
大きく頼ることはなくても、上手に根回しに協力してくれるパートナーは無下にはできません。
恋愛は人生の一部であり、人間同士の結びつき方の一手法です。大人になると、気が合うだけの友人よりも、仕事に理解のある知人と深くつながるもの。それは恋のお相手についても同様のことがいえます。
単に異性として惹かれているというだけでなく、仕事や本気の趣味などでしっかりと結びついているダブル不倫は本気になりやすいといえます。
ダブル不倫相手が精神的にも肉体的にも無くてはならなくなる理由
いつの間にか心のよりどころに
ダブル不倫が始まる時、軽い気持ちではじめることもあり、それは火遊びという言葉が似合うかもしれません。
最初はそんな気持ちで始めたダブル不倫も時間が経ち、お互いを知るうちにのめりこんでいくことがあります。
もともと、不倫を始めるということは何かしら満たされない気持ちや新たな刺激を求める気持ちがあってのこと。
満たされぬ思いをダブル不倫の刺激や、楽しさ、恋の切なさで埋めているうちにいつの間にかそれが心の支えになってくることが。
現状の配偶者との生活ありきの火遊びがいつの間にか、ダブル不倫の恋があるゆえの家庭生活に転換していくことがあります。
生活の一部になってしまった
生活というのは、様々なルーティンで成り立っています。起きる時間や食事の回数から、毎週決まった曜日に通うヨガ教室もルーティンのうち。
最初は、もの珍しい行動も回を重ねるといつの間にかルーティンの一つに刻まれます。
ダブル不倫も、いつしか日常のルーティンに。
毎日、行き来するラインメッセージ、定期的なデートは始まった当初はわざわざそのために時間を空けたりしていますが、気が付けば日常の一つになっていきます。
人間は、新しいことにチャレンジするよりも一旦始めたことを断ち切る方が難しいと考える傾向にあります。
一年通ったヨガ教室に、辞める理由がないからそのままなんとなく通い続けるように。
日常の一部分となったダブル不倫という形態やそのお相手の存在はいつしか自分の生活の一部になり、続けたいという気持ちはもちろんですが、失いたくない、辞めたくないという気持ちが大きくなっていきます。
最後の恋だと思うから
ダブル不倫を始める時、ある程度お互いが年齢を重ねていることがあります。
充分に若かったとしても、結婚し家庭を築いている以上、そう簡単に恋に踏み込めるチャンスは普通はやってきません。
もちろん、結婚していても一過性のもの、アバンチュールは探せばいくつも落ちているでしょう。しかし、ある程度の成熟した大人は性欲だけで恋をしているわけではありません。
お相手の人間性に惚れ、尊敬しまたお相手からも同じ目線でしっかり向き合っていける関係、大人が求める恋愛とはそんなものです。
そんな関係になれるお相手とは一生を通じてそうたくさん出会えるものではありません。
ましてや、自分が既婚者なのであればそんな気持ちを抱けそうなお相手に出会えたとしても実行に移すには高いハードルがあります。
お互いを尊重し合い愛し合いそして、既婚者同士という壁を理解しながら労りあえる関係というのは難しいものです。
そんな本物の恋がいろんな意味で、これが最後と感じたなら簡単に手放すことも、関係を変えることもできないものです。
お相手が大切な存在になっているから
大人になると、本当に信頼できる親しい人というのは、家族や古くからの友人などに限られてきます。
職場の同僚や、お稽古事で最近知り合った人などは、「気が合う」ことはあっても、完全に信頼しあえる関係というのはなかなかです。
また、その人のためなら何でもできると自分が心から思える相手もなかなかなく、あるとすれば家族や本物の友人、心から愛した人だけ。
ダブル不倫のお相手とは、通常の恋人同士が共有するのは「恋心」「体」だけでなく、一般的には認められない関係にあるという秘密を共有しています。
秘密を共有しているということは、お相手が自分を裏切らないと信頼していることでもあります。
裏切りの定義は人それぞれですが、少なくとも自分との関係そのものや、二人だけの会話を誰かに話したりしないこと。
本当の恋愛をしていく上では当たり前のルールですが、どちらかが関係を「恋愛」と捉えずただの「遊び」だと思っていた場合は、守られないこともあります。
二人の関係は二人だけのもので、自分にとってお相手がかけがえのない大切な存在であるように、お相手にとっても自分は大切な人間であるはずとそう確信できたときいつの間にか離れがたい関係になっています。
ダブル不倫があっての自分だから
自分はいったい何者なのだろうか、自分という人間を構成する要素は何なのだろうかということを、普段はあらためて考えることはありません。
しかし、何かのきっかけで自分の存在意義についてふと考えてしまうことがあります。子どもが巣立ったときや夫の浮気が発覚したとき、義理の親族から何か言われた時など。
配偶者と結婚し、家族のためにいろいろ我慢したことは誰でもあり、何か大きなものを諦めたこともあるでしょう。
そうやって築いてきた自分の人生で、「核」のようなものが見えなくなったとき、不安が生まれます。
家庭の妻であり、母であり、職場での立場がありながら、それぞれの立場のどれにおいても本当に自分が求める生き方を少し我慢してきたことに気付くことが。
そんな時、ダブル不倫をしている自分が一番のびのびとしていて、ありのままの自分だと思えることがあります。
ダブル不倫をしている時の自分こそが、自然な姿だと認識したら、それを失うことは自分自身のアイデンティティを失うことだと思い、離れることができなくなります。
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主人や子供もいるのに…ダブル不倫相手に本気になってしまった時の対処法
家族を大切にする
ダブル不倫は家族への裏切りです。恋愛自体がどんなに真剣なものであったとしても、現状で配偶者と家族を抱えている以上、それは不貞行為です。
家族や配偶者を裏切っていることを自覚し、それ以外の部分ではできるだけ家族を大切にしましょう。
ダブル不倫の相手との逢瀬や連絡にかまけ、家事が疎かになるといのはいただけません。滞りなく、いえそれ以上に丁寧に家族が快適に暮らせる環境を作りましょう。
現在、自分がダブル不倫の恋愛を楽しめるのは配偶者や家族があってのこと。もし、家族を失ってしまえば、心や体のバランスを崩しダブル不倫のお相手ともうまく行かないこともあるでしょう。
家族や配偶者の存在に感謝し、自分がすべき役目はきちんと果たすことが大切です。
普段は、家族から感謝されない家事に邁進することに疲れてしまうこともあるかもしれませんが、ダブル不倫をすることで、逆に家族の存在への感謝をしっかり胸に持つことができると考えて家族と配偶者を大切にするようにしましょう。
女の自分と家庭人としての自分とを別だと考える
ダブル不倫をしている自分、本物の恋に出会ってしまった自分は女性として、人間として満たされています。
人間は多面性を持っているのが通常で、誰か一人の人物について複数の人にその人となりを尋ねたら出てくる評価は一つではないことも良くあること。
自分の中にある多面性を意識し、それを一つに絞ろうと考えないことが自分を守る一手段です。
自分自身の持てる力をトータルで100と考えてしまうと、のちのち家庭生活がややこしくなります。
母として妻としての面で100%、女性として人間としての面で100%。
意識を注ぐものが増えることで、それぞれに注げるパワーが減るという考え方ではなく、パワーは増えていくと考えましょう。
良妻賢母と、小悪魔女性、有能なキャリアウーマンが自分の中で両立しているとしましょう。
良い母、良い妻が不倫などしてはいけない、など考えるのはNG。全部にできる限りのパワーを注ぎ込めば、配偶者や子供に対する罪悪感は薄れます。
自分の子供や配偶者のすべての面を知らないように、自分の多面性を家族に公開する必要はなく、それぞれの立場で、それぞれの役割をしっかり演じていきましょう。
もし、離婚することになった時のことを考える
もし、離婚をすることになったらその先に自分はどうなるのだろうか、家族が崩壊したなら、配偶者はそして子供はどうなるのだろうか、について考えてみましょう。
感情的に考えるのではなく、シミュレーションゲームをするように客観的に整理してみてください。
自分と離婚したあと、配偶者は再婚するだろうか、子どもはどちらが引き受けるのかそれぞれのパターンで経済的にはどのようなことになるのかといったこと。
それを考えていくと、自分にとって家族とは何か、配偶者とは何かという答えがおぼろげながら見えてきます。
そもそも、恋愛と結婚は違うものであり、恋愛がうまく行くことと結婚生活が幸せに行くこととはイコールではありません。
恋愛ではダブル不倫の相手がベストかもしれませんが、結婚としては現在の家庭が一番かもしれないのです。
ダブル不倫のお相手の考える「結婚」「家庭」が必ずしも自分にとって良いものかどうかはわかりません。
離婚後をシミュレーションしてみることで、自分の家庭観が見えてきます。恋愛と家庭とは別なのだということをしっかり理解してみると、いろんな意味で心の整理ができます。
それが運命と思う
配偶者がいるのに恋をしたり、子どもがいるのにダブル不倫にハマっている。
恋愛を気楽なモノ又は、レジャー的に考えると罪悪感が増します。
例えば、家族をほったらかしにして毎晩飲み歩くと考えれば胸が痛みますが、家族を養うための仕事の接待で毎晩遅いのだと考えると、肯定的に捉えることができます。
このダブル不倫が運命だとしたら、自分がこの世に生まれ、現在の配偶者と巡り合い家庭を築いたのもの運命で加えてそんなところに新たな恋が加わったのも運命ゆえ。
生きている過程においては、これは流れに逆らえないなと思う場面がたびたびあります。それは、困難な状況のときもあるし、良好な状況のことも。
こうして既に家庭があるのも自分の運命であり、今ダブル不倫の関係になるのも自分の運命です。
世の中で良く言われる、「出会う順番が違っていれば」ということは実際にはありません。配偶者とは結婚する運命で、ダブル不倫の相手とは不倫関係になる運命だったのです。
自分は定められた運命に沿って生きていると考えて、もがくことなく淡々と毎日を過ごすこと。
それが、ダブル不倫に本気になってしまった時の対処です。
ダブル不倫をこのまま続けていいの?辞めるべきか悩んだ時の考え方
人生は一度きりと考える
何かしら仁義に反することをしている時、こんなことをしていたら、やがてしっぺ返しに合うと考えることがあります。
そんな風に思うのは、自分がしていることに罪悪感があるから。
罪悪感がある以上、それに苛まれるときは、その根源を断ち切るしかラクになる方法はありません。
ダブル不倫を、その名の通り倫理に反することと考えている以上はずっと罪悪感があります。
不倫はいけないものという考えを捨て、たった一度の人生で出会ったラッキーなことと考えることはできるでしょうか。
数ある人生の中で、本気の恋に巡り合える人はそうは多くありません。ましてや既婚者であればその確率はもっと低くなります。
人生でめったとないチャンスを手に入れ、それを楽しんでいるし、人生とは楽しむためにあるのだから当然であると考えてみましょう。
一度きりの人生をしっかり自分の意志で楽しもうと考えられる場合はダブル不倫を続けてOK。
そうは言っても、やはり家族や配偶者に申し訳ないと思うのであれば罪悪感からは逃れられませんのでダブル不倫は向いていないのかもしれません。
自分の中で線引きを設ける
ダブル不倫と結婚生活を同じ土俵で考えると切なくなります。
不倫と結婚生活の継続が相容れないと考えるなら、そのダブル不倫は辞めておく方が精神衛生上良いでしょう。
ダブル不倫と結婚生活をしっかり線引きしてみることができるのなら、両方を並行で進めることは無理なことではありません。
結婚生活のメリットは子どもを持てることや経済的に安定していること、そして社会的信用が得られることなどいろいろあります。
一方、ダブル不倫のメリットは人生に刺激があることや、恋ができること、家族以外に信頼できる相手がいることなどでしょうか。
こうしてみると、両者のメリットは被っていません。
これらを一つにまとめるべく、越境した行為にでると結婚生活もダブル不倫もぐちゃぐちゃに壊れてしまいます。
ダブル不倫の相手の子どもを妊娠したり、ダブル不倫の相手に経済的な援助を頼るなど。
そうなると、二兎を追う者、、になり結局どちらも失うのです。
結婚生活と、ダブル不倫とは全く別のコトと考え、仕事を持ちながら家庭を両立するように、恋をしながら家庭を守ると考えることができるなら、ダブル不倫を辞める必要はありません。
生き方にセオリーはない
10代や20代であれば、進学のあとに就職があり結婚が続くと、それぞれが夢見る将来は大差がありません。
就職や結婚に対する考えに個人差はあっても、選択肢の幅はそれほど広くはないものです。
ある程度の年齢になり、既婚者となっていたりそうでなかったりという時期であれば人生が必ずしも判でついたように「みんな一緒」とはいきません。
結婚する人もいれば、しない人もいて、離婚する人があれば再婚を繰り返す人もたくさんいます。
結局のところ生き方にセオリーはなく、自分が幸せと思うかどうかが大切ということ。
そう考えた時、自分にとってダブル不倫があることが幸せなのか、そうでないのかを良く考える必要があります。
精神的なつながり、肉体的に満たされることなどダブル不倫で満たされることはいろいろあります。しかし、それをすることで、家族に対して罪悪感があるなら、本当に幸せと感じているかどうかは疑問です。
ダブル不倫のある人生が自分にとって幸せかどうかということ、それだけをよくよく考えてみましょう。何かを封印して、一瞬の快楽に身をゆだねているようであればそれは幸せとは言えないかもしれません。
みんなと一緒ではなくても、自分が一番幸せと思える状況を選択して生きていくという意志を持ちましょう。
お相手の家族のことも考える
ダブル不倫というからには、お相手の方も既婚で、配偶者と場合によって子どもがいます。
自分にとってもそうですが、配偶者や子どもに何らかの問題があったとしても、それは不倫をする理由にはなりません。
不倫は恋をするという当事者同士の意志で発生していますので、家族は巻き込むべきではありません。
ダブル不倫の場合は自分だけでなくお相手にも家族があるため、万一二人の関係が公になった場合や、それぞれが離婚して一緒になろうとした場合には、被害を受ける人数は少なくありません。
被害を与えるということは、恨みを買うといことです。それだけの人数から恨みを買う覚悟があれば、ダブル不倫は突き通してOK。
恋愛は自己責任であり、その責任の中には、恋によって悲しむ人の気持ちも受け止めるということが入っています。そこをよく理解しておきましょう。
もの事は常に良いことばかりでなく、反対の面も持っています。ダブル不倫恋愛を楽しむというメリットの裏側にあるデメリットをきちんと受け止める度量があるかを、今一度考えてみましょう。
本当に欲しいものについて熟考する
責任を取る覚悟を持って、自分のキャパシティをしっかり広げダブル不倫も家庭も両立できる場合は問題がありません。
しかし、両方を守りながら自分自身の精神安定を図ることに自信が持てなくなることもあります。
自分の中で迷いが生まれたら、本当に欲しいものは何なのかについて突き詰めて考えましょう。
ここで肝心なのは「突き詰める」こと。
「恋がしたい」「子どもを守りたい」というだけでなく、その奥にある深層心理について熟考してみます。
自分は安定的に生きることがラクな質なのか、後ろ指や噂も平気で受け流せる強さがあるのかについて熟考してみてください。
メンタルの強さや、物事の良い悪いのデッドラインは人によってそれぞれです。同じ事象でも打撃が大きい人となんとも思わない人はいるのです。
自分の精神力はどの程度なのだろうか、何を持って悪いこと、と自分は定義しているのだろうかを考えると本当に自分が必要とする欲しいものが見えます。
一過性の気分で自分が心底求めていない方向に動いてしまうと、後悔だけでは済まない結果が待ち受けているかもしれません。
現状の配偶者との結婚の意味について考える
現在の配偶者と知り合い、結婚に至ったのはどれくらい前のことでしょうか。
まだ、若くて考え方や価値観も今とは違う時代に二人は出会い一緒に生きてきたかもしれません。
人は生きている過程で、様々な経験をしそれによって価値観は少しずつ変わっていきます。
若いころは見た目の好みにこだわったかもしれませんし、優しいことに惹かれということもあるでしょう。経済的に安定してさえいれば他は我慢できると思う時もあります。
全てが自分好みに合致した異性はいませんので何かしら優先順位に沿って相手を選ぶわけですが、人生と共に優先順位が変わることがあるのです。
現状の自分の優先順位に従えば選ぶ相手は配偶者ではなく、ダブル不倫のお相手、なのかもしれません。
しかし、かつて配偶者に惹かれ結婚したということはそこに何かしら人生の意味があったはず。
それは、子どもを設けるためであるかもしれませんし、現在の価値観を得るための準備かもしれません。
どちらにしても、配偶者との結婚生活によって現在の価値観は作られダブル不倫に至っているのです。
ある意味それは両輪であり、どちらがなくても今の自分はないと言えるのではないでしょうか。
配偶者を選び結婚した自分、そして時を経てダブル不倫をしている自分。その両方を肯定することは自分の生き方を認めることでもあるでしょう。
家庭と不倫の恋、そのどちらかが欠けたら自分は自分らしくいられるのか。両方があるから今の自分があるのか。
どちらかを選択するという考え方だけでなく、両方得るという選択肢もあるということを含め自分にとってのベストを考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
既婚者同士の恋、ダブル不倫が精神的にも肉体的にも拠り所になる理由や状況、そうなった場合の対処法についてみてきました。
不倫は、現在の社会の中では倫理に反することです。自分たちの恋のせいで傷つく人がいて、不幸になる人がいる以上、それは当然です。
しかしながら、誰にも迷惑をかけず、巻き込むことがないとしたら、また二人だけの中で進行し、ダブル不倫の当事者たちが生き生きと暮らすために必要不可欠なものであるとしたなら、それは必ずしも否定だけが正解とは言い切れません
既婚者同士が恋をする場合には、まずは誰も傷つけないというルールを守りましょう。もし、配偶者や家庭を巻き込み、その恋のせいで悲しむことになる人がいるならば全ての責任は二人で被る覚悟をしましょう。
ルールを守り、リスクを理解しながら、それでもダブル不倫がかけがえのない恋であり、人生の支えであると思うなら、そこから先は自分の人生です。
他人に迷惑をかけない範囲で、一度きりの人生を楽しむ。それは、ダブル不倫だけでなく何事においても通じるのではないでしょうか。